8×9×10mm三又ボックスレンチ

一般車の組立修理で使用頻度の高い8×9×10mm三又ボックスレンチ

自転車の組立修理はネジを締める緩めるを何度も繰り返し、適切に位置合わせをしながら組み付ける必要があるため、ラチェットレンチよりもこのような工具が早く確実な作業が行えます。

左からホームセンターで購入したノーブランド品。以前採用していたアルバイトスタッフが使用。真ん中は25年以上使用しているノーブランド品。右はパークツールST-3Y型ソケットレンチ。

8×9×10mm三又ボックスレンチ8mm口径部

8mmボックス部のアップ画像。

左のアルバイトスタッフ使用品は肉厚で使いにくかったせいもありますが、工具の使いこなしが上手くなかったため、カムアウト現象を抑えられずにナメてしまっています。使用半年で壊してしまうんですから・・・(泣

カムアウト現象=工具を使ってねじを回す際に押し付ける力が弱いと工具が浮き上がり、ねじも工具もナメて痛めてしまうこと。六角ねじではサイズが小さい程起こりやすく、プラスドライバーでも押し付けの力が弱いと発生します。

順番が変わってしまいますが、真ん中のパークツールST-3は肉薄で非常に使いやすい工具です。欠点は一般車のキャリパーブレーキの台座等、ボルトが長く出っ張っている場合には工具えぐれが少ないため工具が深く掛からず使いにくいです。(ブレーキボルトは10mm)

右が25年使用のノーブランド品。肉薄でボックスのえぐれが深いため最高に使いやすい逸品です。ボックス部の外側が長年の使用で摩耗して平らになっていますが、カムアウト現象を抑える工具の使い方が出来れば、ボルトに接触する内面はナメたりしません。セオサイクルの他のスタッフ達がこの工具を使うと、必ず「すごく使いやすい!」と誉められます。が、同じ工具は残念ながら生産中止になっているのか手に入らないようです。