6月21日(水)例年より早くMAVIC2018新製品展示会&セミナーが催されました。

各メディアでも既に発表されているように

サイクルスポーツ.jp マヴィックが「USTシリーズ」発表 最高に使いやすいロードチューブレス

シクロワイアード マヴィックがロード用チューブレスシステムを発表テーマはEasy,Safe,Fast

満を持してロードバイク用チューブレスシステムを発表しました。チューブレスタイヤは次元の違う圧倒的な走行感がありながら、ユーザー自身でビードを上げにくいなど、その扱いにくさから普及には至っていませんでした。MAVICはホイール(リム)とタイヤをシステムとして開発し、今までにない使いやすさを実現しました。

それに伴いキシリウムElite以上のクラスのホイールタイヤシステムはUSTとして大幅に刷新されます。

1.リムの断面形状をチューブレスタイヤのビードが上がりやすいように再設計

2.ETRTO規格621.95mm公差-0.5より高精度な621.95mm公差-0.35のビード直径

3.タイヤのコンパウンドを50種類以上テスト&トライを重ね、チューブレスタイヤとして最適化した新設計。現行Yksion PROよりコンパウンドは柔らかい。タイヤはHUTINSONとの共同開発。

ホイールとタイヤをセットで開発する事により、扱いやすいチューブレス・システム=UST(Universal System Tubeless)として生み出されました。厳密には一般的なチューブレスレディの半分以下30mlのシーラントを使うチューブレスレディです。

会場では装着を実際に試す事が出来ましたが、シーラントや石鹸水無しでもフロアポンプで確実にビートが上がり、携帯ポンプでもビートが上げられるというイージーさ。今まではホイールメーカー、タイヤメーカーによって異っていたビード直径をビードを上げやすい寸法にセットで設計し精度を高めた事が効果を発揮していると思われます。上尾East店の詳しいレポートも参考にしてください。

1.タイヤは前後同一となり推奨空気圧は5~7Bar(内幅17mmリムの場合)25C及び28C2サイズの展開となり、23Cの設定はありません。

2.最小限のシーラント30mlの使用を推奨するチューブレスレディ。シーラント無しの場合だと空気の抜けが早い=おおよその目安としてラテックスチューブ位?でしょうか。

3.チューブレス化に伴いホイールのスポークテンションも新たに見直し

2018チューブレスホイールシステムはアルミリムモデルのキシリウムPRO UST、キシリウムElite USTの発売が先になる予定です。カーボンリムモデルのホイールの発売はその後になる予定となっております。引き続きWTSホイールタイヤシステムの販売、USTタイヤにチューブ入りの状態でお店には入荷します。輸送時や長期保管時の安定性を考慮してチューブ入りの状態で出荷されるとの事です。チューブレス化ご希望のお客様には、納品時に付属のチューブレスバルブに交換して対応させて頂きます。30mlの少量とは言えシーラント入りのチューブレスレディなので、シーラント入れて空気を入れてビードを上げたのち、バイクに取り付けである程度の距離を乗り、シーラントをホイールの回転で満遍なく行き渡らせるのがベストです。直ぐに箱詰めでホイールを回転させない状態での保管ではシーラントが偏り、空気漏れも早くなってしまいます。さすがMAVIC、賢明な判断だと思います。

価格も現時点では決まっていません。より詳しく知りたい方はお問合せください。

6月27日追記:暫定価格が発表されました。お問合せ下さい。

2018NEWチューブレスホイールシステムのご予約も承っております。

出先で走行中にパンクしたら、扱いやすい対応策として(チューブレスはそもそもパンクリスクは少なく、万一パンクしても穴が小さく空気の抜けがゆっくりなスローパンクになる場合が多いです)

1.クリンチャータイヤと同様にスペアチューブを入れる

2.小さな穴であればパンク修理剤を注入CO2ボンベが確実だが携帯ポンプでもビートが上がる。携帯ポンプは小型タイプの流行もあり、1ストロークで送り出せる空気量は減少傾向です。100%確実に携帯ポンプでチューブレスタイヤのビードが上がる保証はできないため、CO2カートリッジ携行が確実だと思います。

一般ユーザーでもリカバリー対応がイージーになりました。逆にクリンチャータイヤのチューブ交換でビキナーが陥りやすいミス1.交換の際にチューブを噛んで新品のチューブが再びパンク 2.タイヤに異物が刺さったままチューブを交換してしまい再びパンク、はチューブレスタイヤで「2」の対応策なら起こらなくなります。

走行抵抗が少なく、抜群の振動吸収性、グリップが高いだけでなくグリップ感もつかみやすいチューブレスタイヤをより多くのお客様に味わって頂ければと思っております。

2017年モデルのお買い得価格は店頭にてお問い合わせください。

Global Cycling NetworkのMAVIC UST Tubeless取材動画です。画鋲や釘を踏むパンクテストやこんな開発テストをしていたんだ、と参考になる動画です。

MAVICチューブレスシステムとは直接関係はありませんが、動画の中でミツトヨの測定器が写っています。ETRTO規格を上回る精度はミツトヨで計測された模様です。

竹の塚店 井田