ホイールバランサー施工例BORA ONE35リア
某重力計測式ホイールバランサー施工済みのCampagnolo BORA ONE35チューブラーリアホイールの施工例です。
グラフ縦軸の振れ幅はゲインによって変わりますが、この個体の場合は4.6gのウェイトでバランスが取れました。BORA ONEは1g台のウェイトでバランスが取れる個体もあります。
BORAは35も50でもカーボンホイールの中では重量バランスが良く、貼るウェイトは少ない重量で済みます。ULTRAはベアリングの違いなので重量バランス的には変わらずです。走りの良さからも感じられるように、重量バランス的観点から見ても優秀なホイールです。カーボンホイールは10g以上、中には20g以上のウェイトでようやくバランスが取れるホイールが多くあります。また、その重さのウェイトを2か所3か所に分けて付けないとダイナミックバランスが取れないカーボンホイールもあります。
画像中央「BORA ONE35素のバランス」と書きましたが、バルブキャップやバルブエクステンダー、ホイールマグネット、タイヤ、クリンチャーの場合はチューブ等諸条件でウェイトバランスは変動します。
但し重いウェイトでバランスを取ったホイールほど、その効果を体感しやすいとも言えますが。
ホイールバランサーで重量バランスのチューニングを追い込む事により、安定感やスピードの伸びが更に増します。
・集団の後ろでペダリングを止めると、ブレーキを掛けないと前走者に吸い寄せられる。
・ペダリングを止めた時の減速感が少ない。
・バイクの安定感が増しコントロールしやすくなる。路面に吸い付くような感覚。
・加速や高速巡行がスムーズ。
「伸びる」「伸びが良くなる」とその効果を表現されるお客様が多いです。
シリアスなライダーならその効果を実感できるはずです。
竹の塚店 井田