ブレーキシュー交換
ここまでブレーキシューの摩耗が進行すると、
1.遊び(引きしろ)が増えてブレーキレバーを強く握っても、制動力として力が伝わらなくなってしまう。
2.画像で銀色に見える金属片や金属粉が制動面に付着し、ブレーキシューのゴムの劣化と併せて、制動力が新品のブレーキシューと比べると大幅に低下してしまいます。
キャリパーブレーキ=リム(車輪)を挟み込んで制動する形式のブレーキでは自転車の種類を問わず、徐々にこのように摩耗が進行していきます。ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク(ディスクブレーキを除く)、一般自転車(主に前輪)などなど、多くの自転車にキャリパーブレーキが使われています。
雨天時の走行では特に摩耗と金属粉の付着が早く進行します。しかし、雨の日でも乗らない訳にはいかないお客様は、安全のため早めにブレーキシューの交換をお勧めいたします。
過去記事「ブレーキシューの摩耗と劣化」もご覧ください。
竹の塚店 井田