カンパニョーロ旧スーパーレコード リアディレーラー1982年製。新品未使用非売品。

テンションボルト、ピポットボルト共にチタン製がスーパーレコード。
1982カンパニョーロ旧スーパーレコード

この時代から30年以上も経ってしまったんですね。今振り返ると隔世の感があります。セオサイクルに入社したばかりの頃に、憧れの的だった物をやっと購入して、もったいなくて使えないので箱入りのまま保管していました。当時乗っていたロードバイクにはスチールピポットボルトのカンパ・ヌーボレコードを組み付けて乗っていました。南浦和店のストックを買ったので、1982年に買った訳ではありません。

現在では新品未使用で程度の良い物は相当なプレミアム価格で販売されています。

Campagnolo取扱説明書

取扱説明書。図のフリーは6段しかありません。5段の時代もありましたから、これでも増えているんです。

今は11段、電動コンポまで進化を遂げています。変速性能、セッティングに特別なコツが必要ない、オーナーは特別な取扱に気を使う必要がない・・・等、当時と比較すると格段に進歩はしています。ブレーキも格段に軽く扱いやすく、特に女性ライダーにとっては本当に今のコンポーネントは良くなっています。

ベストな変速性能のために説明書の図の通りではなく、オーバーストローク気味に調整したり、エンドを削ってフリーとプーリーとのクリアランスを調整したりとこの当時のコンポーネントならではのセッティングが必要な時代でありました。乗り手にも「変速の技量」が必要とされました。

ネジを締めればOKではない。マニュアル通りに組み立てても、誰が組んでも同じにはならない。こんなところは今も昔も変わりません。レシピ通りに作っても全く同じには出来上がらない料理と共通点があるのかもしれません。

取扱説明書は経年変化とグリスが染みて黄ばんでいます。当時のカンパ純正グリスは植物性で、長期保存では分離してしまう物でした。

ちなみに雑誌バイシクルクラブの創刊が1985年3月。1983年3月創刊の自転車競技マガジンという自転車雑誌もありました。

1982年はサイクルスポーツとニューサイクリングの2誌しか自転車雑誌が無かった時代です。当時はこの2誌を貪るように毎号何度も読んでいたものでした。

今は全ての雑誌を読むなんてできないほどの自転車雑誌が書店に並んでいます。

格段に進歩を遂げた自転車のコンポーネント。でも、この懐かしさは何なんでしょうか?