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Dura-Ace9070Di2 FD-M9070とSM-EWW01のファームウェア・アップデート

6770Di2(10速アルテグラ)と6870Di2(11速アルテグラ)などの10速11速Di2コンポーネントの混合使用では、ファームウェアのアップデートを無造作に行うと動作しなくなります。全く動かなくなります!

アップデートの際はご相談ください。特定の箇所のファームウェアを除いたアップデートになります。5番目の画像の場面で、特定のユニットの更新チェックを外しておきます。気をつけて作業を進めなくてはいけません。

シマノe-tube互換表

Snap-on 3/8 ヘックスソケット

Snap-on 3/8 ヘックスソケット4mm~10mm

ラチェットハンドルと組み合わせで、こちらの方が作業が早く便利な場合に使います。スポーツサイクルのクランク、BBなどの作業に主に使用します。4mm~5mmはほとんど使いません。6mm以上のサイズのソケット+ラチェットハンドルで使用します。

正直に申し上げてヘックスソケットはSnap-onを選択する必然性はありません。サイズの大きなヘックスソケットならSnap-onも何の問題もなく使用できます。サイズの小さいヘックスは硬く変形しにくいもの、ソケットならハゼット、レンチならPBが個人的には使い勝手が良いと思います。スナップオンのヘックスは材質が軟らかいです。使用頻度は少ない工具なので、愚痴をこぼしつつも問題なく使用継続中の工具です。

 

折れたプラスドライバー

プラスドライバーの先端が折れました。おおよそ2~3年に1本は折れて寿命を迎えます。

新品のプラスドライバーはネジとの摩擦で徐々に先端がすり減っていき、最後にはこのように折れて寿命となります。

#2サイズのプラスドライバーは予備として2本以上、都合3本以上は店に常備してあります。使用頻度が多く、早いサイクルで寿命が来る工具ですので、予備を持っていないと仕事にならなくなります。

KTCトルクレンチ・デジラチェ

KTCトルクレンチ・デジラチェ GEK030-C3A

9,5sq(3/8in)トルク測定範囲2~30Nm、推奨ボルトサイズM4~M10のデジタルトルクレンチ。

カーボン製フレームやカーボン製ハンドルバー及びステムの普及、アルミ製軽量パーツなどなど、スポーツバイクでは締付トルクの指定された部品が増えています。

そんなときに活躍するのが、信頼のKTC製Made in Japanのトルクレンチ。

但し過信は禁物だと考えています。

ネジ山が傷んでいる、対象部品の歪みや変形、劣化や傷みの程度、ネジ山の精度などなど・・・様々な状況で「トルクレンチの数値を合わせればOK」というだけでは良しとは言えません。

指定トルクの数値でも実際には締まっていない、逆に軽量化を謳った部品などは指定トルク以下でないと変形や破損が発生する場合すらありえます。

経験や勘が全てではありませんが、判断力を磨いて作業する事が大切だと心掛けて取り組んでいます。

8×9×10mm三又ボックスレンチ

一般車の組立修理で使用頻度の高い8×9×10mm三又ボックスレンチ

自転車の組立修理はネジを締める緩めるを何度も繰り返し、適切に位置合わせをしながら組み付ける必要があるため、ラチェットレンチよりもこのような工具が早く確実な作業が行えます。

左からホームセンターで購入したノーブランド品。以前採用していたアルバイトスタッフが使用。真ん中は25年以上使用しているノーブランド品。右はパークツールST-3Y型ソケットレンチ。

8×9×10mm三又ボックスレンチ8mm口径部

8mmボックス部のアップ画像。

左のアルバイトスタッフ使用品は肉厚で使いにくかったせいもありますが、工具の使いこなしが上手くなかったため、カムアウト現象を抑えられずにナメてしまっています。使用半年で壊してしまうんですから・・・(泣

カムアウト現象=工具を使ってねじを回す際に押し付ける力が弱いと工具が浮き上がり、ねじも工具もナメて痛めてしまうこと。六角ねじではサイズが小さい程起こりやすく、プラスドライバーでも押し付けの力が弱いと発生します。

順番が変わってしまいますが、真ん中のパークツールST-3は肉薄で非常に使いやすい工具です。欠点は一般車のキャリパーブレーキの台座等、ボルトが長く出っ張っている場合には工具えぐれが少ないため工具が深く掛からず使いにくいです。(ブレーキボルトは10mm)

右が25年使用のノーブランド品。肉薄でボックスのえぐれが深いため最高に使いやすい逸品です。ボックス部の外側が長年の使用で摩耗して平らになっていますが、カムアウト現象を抑える工具の使い方が出来れば、ボルトに接触する内面はナメたりしません。セオサイクルの他のスタッフ達がこの工具を使うと、必ず「すごく使いやすい!」と誉められます。が、同じ工具は残念ながら生産中止になっているのか手に入らないようです。

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