カテゴリー「 ホイールバランサー 」の記事

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画像はMAVIC Ksyrium PROフロントのホイールバランス。

キシリウムエリート以上のアルミリムMAVICホイールは、重量バランスの観点からすると最優秀賞レベルです。

リムの精度の良さ、バルブの反対側に削られていない盛り上がりを残している事が、その理由だと思われます。

アルミリムのMAVICホイールは初期のISMからISM4Dまでを通じてバランサーウェイトは1g以下0.数gからせいぜい2.5g程度まででバランスが取れています。

振れが出にくい、耐久性がある、メンテナンスもしやすい、そして重量バランスも素の状態なのに優秀と、カタログスペックに現れないところで優れているMAVICアルミホイールです。

竹の塚店 井田

某重力計測式ホイールバランサー施工済みのCampagnolo BORA ONE35チューブラーリアホイールの施工例です。

グラフ縦軸の振れ幅はゲインによって変わりますが、この個体の場合は4.6gのウェイトでバランスが取れました。BORA ONEは1g台のウェイトでバランスが取れる個体もあります。

BORAは35も50でもカーボンホイールの中では重量バランスが良く、貼るウェイトは少ない重量で済みます。ULTRAはベアリングの違いなので重量バランス的には変わらずです。走りの良さからも感じられるように、重量バランス的観点から見ても優秀なホイールです。カーボンホイールは10g以上、中には20g以上のウェイトでようやくバランスが取れるホイールが多くあります。また、その重さのウェイトを2か所3か所に分けて付けないとダイナミックバランスが取れないカーボンホイールもあります。

画像中央「BORA ONE35素のバランス」と書きましたが、バルブキャップやバルブエクステンダー、ホイールマグネット、タイヤ、クリンチャーの場合はチューブ等諸条件でウェイトバランスは変動します。

但し重いウェイトでバランスを取ったホイールほど、その効果を体感しやすいとも言えますが。

ホイールバランサーで重量バランスのチューニングを追い込む事により、安定感やスピードの伸びが更に増します。

・集団の後ろでペダリングを止めると、ブレーキを掛けないと前走者に吸い寄せられる。

・ペダリングを止めた時の減速感が少ない。

・バイクの安定感が増しコントロールしやすくなる。路面に吸い付くような感覚。

・加速や高速巡行がスムーズ。

「伸びる」「伸びが良くなる」とその効果を表現されるお客様が多いです。

シリアスなライダーならその効果を実感できるはずです。

竹の塚店 井田

 

こちらを最初に紹介しておくべきでした。

1.ホイールバランサー本体

2.測定の心臓部に当る加速度センサー(MEMSIC CXL04GP1モジュール)とモーター及びホイール装着部。DAコンバータ、PCインターフェイスデバイスを介してUSB接続のPCに測定信号が送られます。

3.各種ホイール装着用アダプター。スポーク数やクロス数に応じて使い分けます。

2011年よりテスト走行や機材の導入を検討していました。この頃からレース会場のブースで日本ロボティクス・ホイールバランサーの存在をご存知だった方もいらっしゃると思います。2011年セオフェスにも協賛&ブース出展をしていただきました。今回PC対応のパランサーType2発表に伴い機材を導入しました。PC接続のアイデアを日本ロボティクスさんに提供したのは、実は私でございます。

実走テスト等ノウハウをこれから積み重ねていきます。とりあえず簡単なインプレですが、高速巡航(下り坂直線は特に)で安定感が増して伸びますねー!ピタッと路面に吸い付くようになりバイクが暴れず速度低下が少なくなります。安定感が増して上質な乗り味になりますね。最後の仕上げに効き目がある調味料といった印象です。

モーターの消費電力は60km/hの速度で1gのバランスの崩れがあると0.5wの損失になります。走行感の改善だけでなく、効率の良い走りにも繋がります。

JCF日本自転車競技連盟

ホイールバランスに関する競技規則の解釈について

バランサー(おもり)は脱落が起こりえないように装着すれば、バランス調整のためにホイールに付加物を固定すること自体は、競技規則上許容されると解釈されます。

Lesson2

手組み32Hチューブラーフロントホイール

1.ホイール素の状態で測定。

2.ウェイトを一箇所。1とは異なる場所に谷が発生。

3.別の場所にもうひとつウェイトを追加。

だいぶ手際よく出来るようになってきたかな。

ホイールバランサーX Type2導入しました!業務開始まで今しばらくおまちくださいませ。

Lesson1

1.MAVIC R-SYS SLR ISM3Dの2014年モデル、アルミバルブキャップ&ホイールマグネット付きで測定。グラフの山が大きく見えるように、ゲインをかなり上げています。この測定値は非常に優秀な部類で、ゲインを落としても80km/hを超える速度では、グラフが画面に納まりきらずに大きく暴れるホイールも多数あります。

2.波形の山は小さくなりましたが、ウェイト2.0gでは重過ぎてグラフの山と谷が逆転します。位相が180度変わってしまいました。

3~5.ウェイトの位置と重さを微調整しつつ、ホイールの重量バランスを整えて詰めていきます。撮影後にウェイトは1.0gから0.1g単位で用意しました。

6.最後は0.1g単位で微調整します。0.1gのウェイトの違いがグラフで確認できます。

WB7

某カーボンホイールを同条件のゲインで測定。これでもカーボンホイールの中では良い部類です。グラフの山が大きくなるだけではなく、振動を拾って波形がギザギザになっています。

この画像の測定とは別のカーボンディープホイールでは、20gの重りでバランスが取れました。20gも重量バランスが崩れていた、とも言い換えられます。

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